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2022-05-31
アパッチ3USVは、タジキスタンにおけるデジタル水深マッピングと氷河湖決壊洪水モデリング(GLOF)に使用された。
中央アジアで初めて、アガ・カーン・エージェンシー(AKAH)は、湖の水量を推定し、氷河湖の決壊洪水が地域社会に与える影響を評価するための水深調査に、無人探査機(USV)アパッチ3を使用した。到達困難な場所で有人のRVを操作する代わりに、新しい無人技術により、遠隔操作船を使って安全に調査を実施することができ、湖の地形を3Dで視覚化することができる。
図1.タジキスタンのアガ・カーン・エージェンシー(AKAH)。
AKAHは2016年に設立され、ハリケーン、サイクロン、雪崩、津波、洪水、地震、内戦の影響を受けたコミュニティに支援とトレーニングを提供している。この組織は、コミュニティと協力して脆弱性を理解し、潜在的な自然災害からコミュニティを守り、人里離れた山村、町、人口密度の高い都心部のいずれにおいても、人々が安全で持続可能かつ強靭な居住環境で生活し、繁栄する機会を得られるようにすることを目指している。AKAHは科学的分析に地元の知識とコミュニティの参加を組み合わせ、300万人近くをカバーする2,500以上の居住地についてハザード、脆弱性、リスクアセスメント(HVRA)を実施してきた。これらの評価と衛星データは、災害リスク分析と予測のための包括的なGISデータベースに反映されている。さらに、遠隔地にある33以上の氷河湖の評価も完了している。
図2.湖の水深マッピングのためのアパッチ3の準備。
図3. アパッチ3USVの湖への輸送。
このプロジェクトで、アパッチ3は調査員がタジキスタンの湖のデジタル水中地形をマッピングするのに役立ち、GIS分析と洪水モデリングのための貴重なデータを提供した。アパッチ3は、水深測量のためのシングルビームエコーサウンダーを装備した可搬式の浅喫水ボートである。さらに、安定した信頼性の高い船体姿勢のためのデュアルGNSS測位・方位センサーと、高精度のナビゲーションを提供するIMUセンサーを組み合わせています。
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CHCナビゲーションについて
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